WEB集客の主な方法を解説

WEBマーケティングを戦略的に行うためには、WEB集客が必須となります。店舗などの場合は、紙の広告を通じて集客することができますが、WEBマーケティングの場合はサイトへの流入が必須条件になるからです。WEB集客の戦略としてはいろいろな方法がありますが、ここでは以下の方法について説明します。 ・SEO対策 ・リスティング広告(検索連動型広告) ・リターゲティング広告/リマーケティング広告 ・SNS広告 ・SNSへの投稿 ・アフィリエイト広告"

SEO対策とは

ウェブマーケティングのメディアの中心となるのがホームページですが、WEB集客を行うためには、ただホームページを作れば良いわけでありません。ホームページを維持管理するためには検索エンジンからの評価を得なければなりませんが、この評価を得るために行わなければならないのが、SEO対策です。SEO対策には内部対策と外部対策の2つがあり、内部対策にはホームページ内のコンテンツの最適化やユーザービリティの向上、検索ワードの選定およびワードを含めたタイトルづくり、ユーザーにとって有益な情報を提供するためのコンテンツ作りなどが挙げられます。一方、外部対策は被リンクと呼ぶ外部サイトからのリンクの数を増やすための対策であり、これらを適切に行うことで評価をアップして検索結果のページ上で上位表示を目指せるようになるわけです。

リスティング広告(検索連動型広告)とは

インターネットで検索を行うと、情報を調べる際に使用したキーワードに関連する広告が表示されます。これはリスティング広告と呼ばれ、キーワードに連動していることから検索連動型広告と呼ばれることも少なくありません。ただし、リスティング広告と検索連動型広告は厳密には同一ではないことも理解しておく必要があります。検索連動型広告は、検索結果ページ内にキーワードに関係している広告が表示されますが、リスティング広告は検索連動型広告および検索結果の画面以外の領域にも出現させることができるディスプレイ広告の2つを総称したものです。もちろん、検索エンジンの下側に掲載される検索連動型広告だけをリスティング広告とするケースもあるので、リスティング広告そのものがどのようなタイプの広告を指しているのか文脈で判断しなければなりません。

リターゲティング広告/リマーケティング広告とは

リターゲティング広告/リマーケティング広告は、媒体のリターゲティング広告用のタグをウェブサイトに設置することでサイトにアクセスを行った訪問者に対しクッキーを付与し、そのクッキー情報をもとに配信する仕組みです。ちなみに、リターゲティング広告とリマーケティング広告は呼び方が異なるだけでいずれもサイトに訪問して来たユーザーをターゲットの形で追跡する、他のウェブページを閲覧している際に自社の広告を配信させる仕組みを持つなどの共通点がありますす。媒体によって呼び方が変わりますが、Googleでは「リマーケティング」、Facebookでは「リターゲティング」です。この広告を使う最大のメリットは、一度サイトに訪問して来たユーザーに対して再アプローチできることです。

SNS広告とは/h2> SNS広告とは、Facebook・Twitter・Instagram・LINEなどのSNSプラットフォームに対して配信を行う広告の総称。主にタイムライン・ストーリーズ・おすすめアカウント欄などに表示が行われる広告です。最近は技術の発達などにより、テキストとバナー広告以外にも動画やカルーセルなどを使ったものも増えてきました。カルーセルは回転台や木馬などの意味を持つ英単語ですが、ウェブページに設置してある画像などの表示領域内で、その内容を左右に移動させながら切り替えを可能にすることです。なお、SNS広告にはターゲティングの精度の高さ、自社商品を認知していない潜在層にリーチできる、他の広告と比べると顧客に受け入れやすいなどのメリットがあります。

SNSへの投稿とは/h2> SNSとはソーシャルメディアネットワークシステムの略語。メディアに対して自分の意見や他人の意見に対してのコメントなどは全て投稿の形で捉えられます。インフルエンサーは特定分野の中で影響力を持つ人物のことですが、最近のウェブマーケティングにおいては、インフルエンサーを利用したウェブ集客手法にも注目が集まっています。インフルエンサーがSNSで投稿した内容がインターネット上で拡散され、自社サイトへの集客や特定商品のアピールおよび販売へと繋げることが可能です。インフルエンサーに宣伝してもらうためには何らかの報酬が必要になりますが、影響力を持つ人に宣伝してもらえるため、費用対効果が期待できるなどのメリットがあり、戦略として有効だと言えるでしょう。

アフィリエイト広告とは/h2> アフィリエイト広告とは、成果報酬型広告のこと。一般的な広告は広告枠に掲載されることで費用が発生しますが、アフィリエイトは掲載されるだけでは費用が発生することがありません。費用が発生するのは、ユーザーがその広告をクリックして通販サイトなら商品を購入したとき、情報サイトなどの場合は広告をクリックしてから資料請求を行ったときです。アフィリエイト広告をクリックして商品を購入したり資料請求を行ったりすることを「コンバージョン」と呼びますが、アフィリエイト広告を出す側はコンバージョンの単価でもある「CPA」を指定できるため費用対効果が良いと言えるでしょう。ただし、媒体側の利益との兼ね合いもあるので、プロモーションにおいて向き不向きがある点に注意しなければなりません。